こんにちは!
出会えて良かった!をお手伝いするコスメ仲人「ひまさん(@hima_saaan)」です。
年中降り注ぐ紫外線から肌を守るためには、日焼け止めはマストアイテム。
毎日使うからこそなるべくプチプラで抑えたいし、汗や皮脂に強くてべたつかないものがいいですよね。
とはいえ、数多くの中から自分好みの日焼け止めを探すのは結構大変。
というわけで今回は、汗っかきの私がおすすめするプチプラのべたつかない日焼け止めを紹介したいと思います!
こんな人はチェック
- とにかくべたつくのが嫌
- 保湿成分はしっかり入っていてほしい
- 3,000円以下のプチプラから探したい
肌質で選ぶおすすめの日焼け止め
目次
日焼け止めでべたつく原因は配合成分
日焼け止めでべたつく原因は、油性成分や紫外線散乱剤が配合されているため。
一般的に、クリームタイプやミルクタイプの日焼け止めには油性成分が多く含まれ、敏感肌向けの日焼け止めには紫外線散乱剤が使われていることが多いです。
油性成分にも種類がある
- 液体の油性成分:ミネラルオイル、スクワラン(炭化水素脂)、ホホバオイルなど
- 半固形状の油性成分:ワセリン、シアバター、ヤシ油など
- 固形状の油性成分:ミツロウ、キャンデリラワックス、パラフィンなど
油性成分は
- 肌からの水分の蒸発を抑える
- 肌を柔らかくする
紫外線散乱剤は
- 肌負担が軽め
などのメリットもあるため、「避けるべき!」と一概には言い切れません。
どうしてもべたつきが気になる場合は、軽くティッシュオフをしたり上からパウダーを重ねるなどして対策しましょう。
汗っかきがおすすめするプチプラのべたつかない日焼け止め
サンスクリーン®オンフェイス(オルビス)
サッと塗るだけでムラのないツヤめく美肌を演出する、SPF34/PA+++の下地機能付き日焼け止め。
白浮きを防いで素肌感を活かしつつ、紫外線・近赤外線・大気汚染物質から肌を守ってくれます。
おすすめポイント
- 大気汚染物質や近赤外線もブロックできる
- ベージュカラーで白浮きしにくい
- 紫外線吸収剤フリー・オイルフリー・無香料
- 80%が美容保湿成分
- 敏感肌でも使いやすい
- テクスチャーが選べる
近赤外線は、「光老化」と呼ばれる老化現象の要因の一つ。
真皮の奥深くの皮下組織や筋肉まで到達すると言われ、真皮にダメージを与えることで肌のハリや弾力が失われシワ・たるみの原因となります。
オルビスのサンスクリーン®オンフェイスは、プチプラでありながらこの近赤外線によるダメージからも肌を守ってくれる数少ない日焼け止めです。
テクスチャーは「モイスト(クリームタイプ)」と「ライト(ローションタイプ)」から選択可能。
より保湿感を重視したいならモイスト、サラッとした使い心地が好きならライトがおすすめです。
ちなみに私はライトをチョイス。
シャバシャバ系の化粧水に色を付けたような、見た目通りのテクスチャー。
軽やかで厚塗り感は全くなく、パウダーをまとったようなサラッとしたつけ心地です。
オルビスの日焼け止めなので、そもそもが敏感肌向け設計なのも嬉しいポイント。
これだけの機能と使い心地で1,000円前後なのに、あまり話題になっていないのが不思議なほど。
(私が知らないだけかもしれませんが)
プチプラで選ぶなら、配合成分・設計・値段の総合評価で私的満足度No.1です。
こんな人におすすめ
- 大気汚染物質や近赤外線からも肌を守りたい
- 敏感肌向けのやさしい使い心地を選びたい
- 白浮きしたくない
詳しいレビューはこちら
UVカット値がもう少し欲しい・ブルーライトカット機能も欲しいという人は、デパコスにはなってしまいますがポーラの『ホワイトショット スキンプロテクター DX』がおすすめ。
バリア・ミー ミネラルジェントルミルク(ビオレUV)
紫外線だけでなくチリ・ほこり・PM2.5・花粉などの微粒子汚れの付着まで防ぐ、SPF50/PA+++の日焼け止め。
乾燥などの環境変化で揺らぎがちな不安定な肌を、薄く均一なUVブロック膜が強力な紫外線から守ってくれます。
おすすめポイント
- 花粉や大気中の微粒子汚れからも肌を守ってくれる
- アルコール・パラベン・着色料・紫外線吸収剤不使用
- 汗や水に強いウォータープルーフタイプ
- 保湿成分(シアバター、ワセリン、BG)入り
- ニキビになりにくい処方*
*すべての人にニキビのもとができないというわけではありません
大気汚染物質(チリ・ほこり・PM2.5など大気中の汚れ)は、シワに悪影響を及ぼす美肌の大敵。
大気汚染物質が肌に付着するのを防ぎ、シワができないよう日頃からしっかり予防することが大切です。
テクスチャーは、ローションに近いサラサラタイプ。
厚塗り感はなく軽やかなつけ心地ですが、オイリーな肌質だと被膜感が気になる場合あり。
こんな人におすすめ
- 大気汚染物質や花粉から肌を守りたい
- 紫外線吸収剤不使用タイプを選びたい
- ニキビができやすい肌質
アクアリッチ ライトアップエッセンス(ビオレUV)
可視光を操り顔・首元・手肌までふんわり輝く肌に仕上げる、SPF50+/PA++++の日焼け止め。
カラー補正で作りこむ透明感ではなく可視光コントロール技術により、ふんわりと輝く自然な透明感を生み出してくれます。
おすすめポイント
- ツヤ感がデパコス級
- 毛穴や色ムラを光の反射で目立ちにくくしてくれる
- べたつかないのにしっとり感がある
- 汗や水に強いウォータープルーフタイプ
- 保湿成分(ヒアルロン酸、ローヤルゼリーエキス、BG)入り
- ニキビになりにくい処方*
*全ての人にニキビができないというわけではありません
商品名に“エッセンス”とありますが、実際はクリーム状。
乳液やデイクリームに近いみずみずしいテクスチャーでありながら、なじませると保湿クリームを使ったあとのようなしっとり感があります。
なので真夏に使うと少し重めなんですが、それでも年中使いたくなる理由はこのツヤ感。
まるでデパコスのハイライトを使ったかのような、パール感のあるきれいなツヤ肌仕上がり。
毛穴や色ムラが光の反射でカモフラージュされて、きめ細かい素肌のように見せてくれます。
ノースリーブや首元が開いた服を着る時のボディ用日焼け止めとしてもおすすめです。
こんな人におすすめ
- ツヤ肌に見せたい
- 毛穴や色ムラを自然にカバーしたい
- しっとりタイプの使用感が好き
プロディフェンス ノンケミカルUV ミルク(サンカット)
紫外線吸収剤フリーでありながら強力な紫外線から肌を守る、SPF50+/PA++++の日焼け止め。
肌のことを考えた低刺激設計で、強力な紫外線から肌をやさしく守ってくれます。
おすすめポイント
- 6つのフリー*¹で低刺激にこだわった設計
- 低刺激設計ながらも国内最高レベルのUVカット値
- 美容液成分50%*²
- 汗・水・こすれに強いスーパーウォータープルーフタイプ
- 花粉・ちり・ほこりなどの環境ストレスから肌を守ってくれる
- 化粧下地として使えて石けんで落とせる
*¹ 無香料、無着色、無鉱物油、アルコール(エチルアルコール)フリー、パラベンフリー、紫外線吸収剤不使用
*² 粉体・ジメチコンを除く、GLはグリセリン
低刺激にこだわった設計でありながら、日焼け止めに欲しい機能はしっかり搭載。
国内最高レベルのUVカット値&スーパーウォータープルーフタイプなので、炎天下での活動時にも心強いです。
テクスチャーは、ローションに近いサラサラタイプ。
日焼け止めを塗っている感覚がないほど軽やかなつけ心地です。
大まかな特長はビオレUVの『バリア・ミー ミネラルジェントルUV ミルク』と同じですが、ビオレUVは石けんの香り付きに対してサンカットは無香料。
香り付きが苦手・UVカット値は国内最高レベルを選びたい場合はサンカットがおすすめです。
こんな人におすすめ
- ウォータープルーフで敏感肌向けを探している
- 紫外線吸収剤不使用タイプを選びたい
- 香り付きが苦手
UV デイリープロテクト(テサラン)
強力な紫外線から肌を守りながらシワ改善ができる、SPF50+/PA++++の薬用UVクリーム。
有効成分「ナイアシンアミド」が、シミ予防とシワ改善の両方を叶えてくれます。
おすすめポイント
- 有効成分「ナイアシンアミド」配合の医薬部外品
- ツヤ感がデパコス級
- 紫外線吸収剤不使用
- 汗・水に強いウォータープルーフタイプ
- 12種類の天然由来保湿成分入り
テサランは、手汗ケアクリーム・顔汗ケアクリーム
・ワキガ・脇汗ケアクリームなど、汗による様々な悩みを解決する汗ケア商品を手掛けるブランド。
そんなテサランの薬用UVクリームの魅力は、シワ改善有効成分のナイアシンアミドが配合されていること。
ナイアシンアミドとは?
水溶性ビタミンで、ビタミンB群の一種。
真皮にある繊維芽細胞に働きかけてコラーゲンの生成を促し、シワを改善する。
表皮にあるメラノサイト(メラニン色素を作る細胞)の過剰なメラニン生成を抑制し、未来のシミを予防する。
有効成分を配合した日焼け止めは値段が高くなりがちですが、テサランは税込2,200円。
有効成分入りでありながら、市販の日焼け止めと大して変わらない値段です。
テクスチャーは、見た目はこっくりしていますが伸びの良いみずみずしいクリーム。
なじませたあとのツヤ感が、デパコスの繊細なラメをのせたような仕上がり。
パッケージの古臭さが残念ではあるものの、この仕上がりと値段を考えれば文句なし。
実店舗での販売がなくテスター等で試すことはできませんが、公式サイトだと365日間全額返金保証付きなので気軽にお試しできます。
こんな人におすすめ
- ツヤ肌に見せたい
- 日中の肌ケアも意識したい
- 手頃な値段でナイアシンアミドを使ってみたい
\使い終わったあとでも返金OK!/
2本同時購入で2本目が半額になる期間限定キャンペーンを実施中! ※2023年2月15日(水)まで。
※セール期間中であっても在庫がなくなり次第終了。
知っておきたい「SPF」と「PA」の正しい知識
「SPF」も「PA」も紫外線防止効果の程度を表す値
「SPF」はUVBによるサンバーンの防止効果を表す
SPFはSun Protection Factorの略語。
UVBによるサンバーン(赤くなる日焼け)の防止効果を表し、数値が大きくなるほどサンバーンの防止効果が高くなります。
数値は1~50+で表示。
UVBの特徴
- 地上に到達する量は全紫外線量の約10%
- 多量に浴びると肌が赤くなる
- 肌表面の細胞を傷つけたり炎症を起こし、シミ・そばかすの原因になる
「PA」はUVAの防止効果を表す
PAはProtection Grade of UVAの略語。
UVAによる短時間で皮膚が黒くなる反応(持続型即時黒化)を指標にしたUVAの防止効果を表し、「+」の数が多いほどUVAの防止効果が高くなります。
数値は+~++++の4段階で表示。
UVAの特徴
- オゾン層を通り抜けやすく、常時、UVBの20倍以上も地上に降り注ぐ
- 雲や窓ガラスを通り抜けやすい
- 肌の奥深くまで到達し、コラーゲンを変性させシワなどの原因になる
- UVBほど急激な変化を与えないため気付きにくい
日焼け止めの選び方と正しい使い方
使うシーンに合ったSPF・PA値を選ぶ

<出典:日本化粧品工業連合会>
場所や時期によって浴びる紫外線の量は違うため、使うシーンに合ったSPF・PA値の日焼け止めを選びましょう。
選び方の目安
- 散歩や買い物などの日常生活:SPF10~20・PA+~++
- 屋外での軽いスポーツやレジャー:SPF20~30・PA++~+++
- 炎天下でのレジャーやリゾート地でのマリンスポーツ:SPF40~50+・PA+++~++++
十分な量をムラなくのばし、こまめに塗り直す
選び方が正しくても、使い方が間違っていては十分な効果を期待できません。
- 十分な量を肌にムラなくのばす
- 少なくとも2~3時間おきを目安に状況を見て塗り直す
ようにしましょう。
スキンケアでもしっかり美白*ケアを
年中降り注ぐ紫外線。
紫外線量=夏に多いというイメージを持っている人が多いかと思いますが、実は3月頃から増えてきます。
参考:日最大UVインデックス(観測値)の月平均値の数値データ表|気象庁
紫外線は、肌の乾燥だけでなくシミやシワの原因となる美肌の大敵。
効果効能が認められた有効成分入りの美白*美容液で、毎日しっかりケアしていくことが大切です。
美白*美容液といっても、配合成分はもちろん設計やテクスチャーも様々。
1本5,000円を超える高価なものが多いので、まずは1,000円前後でお試しできるトライアルセットで肌や好みに合うかどうか確認してみましょう。
*メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ